忙中ニコマスあり

アイドルマスター徒然

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じっくり語り語られてみよう No.21 チヒロP  

 イベント 『じっくり語り語られてみよう』に参加し,作品について語っています.
 作品へのネガティブな表記・ネタばれを含む場合がありますが,イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.他の方の語り記事一覧 → 『No.21: 「セラミックガール」 半PV





*はてさて、ちゃんと書けているかしら。体裁等で気づいたところは随時直していくのであしからず。
*常体で書いてます。
○ニコマス界は楽しいねえ、

 ニコニコにアクセスすれば、毎日P達の心血そそいだ動画がたくさん見られる。

 私はいつも怖い。ここは暖かく、幸せだ。
 それが故にいつか来るかもしれないさよならが、自分の半身を持っていかれるくらいの痛みになってしまいやしないかと。

 これは「趣味」だ。賞賛を勝ち得る事はあっても人が物理的に生きる為の対価は得られやしない。
それなのに私は、なんで自分を削るような真似までして動画にやり場のない何かをぶつけているのだろう。割り切るどころか縋ってしまっている。


 てな前口上から、チヒロPからの語り指定を見てみることに、

  ・現在のニコマスの現状を踏まえた上で、
  ・この動画の好き嫌いを通して、
  ・自身が今求めるPV作品の方向性を語ってほしい。

 驚いた事に、直接的に人の方向性を見たいという指定である。

 単純にチヒロPの作品についてだけ語ってもおのずとそういった方向性の個人差は浮かび上がってきそうなものだが、あえて、チヒロPはその浮かび上がってきたものを提示して欲しいと指定してきた。自作を叩き台にせよと受け取りらつら書いていく。


●選曲

 Pafumeの魅力として私は声でも曲でもなく、ワードの妙な強さを一番に上げたい。かわゆい女の子目線で紡がれているはずなのに刺さる、どうしようもなく刺さる。チヒロPがマイリストのコメントにて「歌詞がなくても聞き取れる歌なので」と言っているのもその特徴故な気もする。


 まず、これはMSC3というイベントに出品された作品である。視聴者はご存知の通り、今大会はいわゆるヤスタカ作品の食い合いが起こっていた。親和性の高さ、素晴らしい動画が多いことから、「いつかやりたい」ことになり易いかも知れない。
 
 「ヤスタカを使ったアイマス作品」という最大公約数的なイメージがいつの間にか視聴者層に根付いてきてしまったのだろう。MSC3で散発したヤスタカ飽きた的なコメントはその辺りから来るものなのではないだろうか。実際に投票基準としてこういった作品をまず除外してしまっていると公言している人も見かけた。まああの作品数から選ぶ、続きを見たいというモチベーションの持続には、チョイスした段階で不利を背負っていたのかも。

 私は、と言えば、                

 ζ'ヮ')ζ<かがたけPのGAMEもよろしくおねがいしまーす!

 大好物でございます。何杯でもこい! ニコマスが無かったらこんな良い曲を骨の髄までしゃぶって楽しむなんてこと考えもしなかったし。これからも人の数だけ曲が出会えるならそれは嬉しいことですな。
 


●アイドルの人選

 春香さんは特別だなあ、とつくづく思う。いわゆる「春香EDネタ」の存在の多さである。春香さんには「今、自分の中にある好意を受け取ってもらえなかった」という切ないすれ違いが起きる。そこで、「何が、春香さんにとってハッピーなENDであるか」という事についての思考が生まれてくる。

 春香さんは満たされない、が故にPが手を差し伸べる割合が多いと思った。

 自分も「そんな」テーマで動画を作っている手前、アイドルではなく「天海春香」に向き合うことを動画を作るテーマとして選ぶことを否としない。

 チヒロPのこの作品において、冒頭、途中、最後にインサートされる画像。パッキリとした色調のPVパートとは異質な鈍く重い色彩に浮かぶはこちらを見てる春香。首を振る。そして笑顔。大変に私好みの情報の散らし方だったり。

 公式からの燃料投下(SP版における春香エンドとか)がない限りはこの等身大フォーカスの「天海春香」を描きたいという需要も続くのかも知れない。反してそういったアイドルの中身を「知り過ぎない」動画に私は憧れていたりする。作りたいPVにおいて、「アイドル」としか役割を与えないPVに。



●765コマンドの使用

 作りたい脳内の映像を実現したく、そしてその手助けが出来るのならば使えるツールは使わなければ損。チヒロPのこの作品では春香をパステルの光あふれる空間で躍らせたいが為の使用(かな)。
 
 765コマンドは、アイドルを別のステージに誘うことが出来るが、それは無限の可能性とともに「ステージを用意する」リスクをPが背負うことになる。
 
 基本動画を切り貼りするところからスタートしていた私にとっては今直面している最大の壁と言ってもいい。抜き取られたアイドルに対抗できるちゃんとした空間を用意できないのだ。もうここからはノウハウ云々の話ではなく、努力と勉強で勝ち取らなければならない「センス」である。
 
 ある程度ニコマスを見ている視聴者にとって765コマンド使用の動画を見た時に感じることは「自然」か「自然でない」かではないだろうか。作った動画の中で「自然でない」はノイズ。ネタ動画ならその発想そのもので勝負だから、映像のノイズの少なさの優先事項を下げることができる。が、PVの場合プロセスとして使用するのだから、結果が求められる。

 

●内輪受け要素 
●ストーリー性の有無

 この作品に出ているもんげ、ルサンチマンといった言葉は訓練されたニコマス民へのサービスなのでいわずもがな。乱暴に言ってしまえば、春香のキャラクター特性を前提としたPVを作ること自体が内輪受け要素を含んでしまっている。これを便宜的に自分は「符丁」と呼んでいる。

 この辺りはストーリー性の有無にかかわってくるので一緒にしてしまうが、ストーリーをどう捉えているかで選択肢が2つ出てくると思う。春香を例にとるならば、

 ・そのストーリーは、春香自身のストーリーである。
 ・そのストーリーは、アイドルの春香が演じている女の子

 といった選択。上記は「符丁」が前提。後者はその動画内のみが判断材料の場合である。

 チヒロPの今回はもちろん前者。そして、

 ・ストーリーをどこまで視聴者に開示するか

 という過程に入る。この辺りはニコニコの特性で、動画で全てを語らずとも投稿者コメント、マイリストコメント、果てはニコ割等、オプションの表現の場を使うことが出来る。チヒロPはある程度のストーリーの解を表示することを選んだ。

 現状のニコマス界と比べる……というとそこまで私が動画を見られていないので「どちらにも良作が出ている」くらいにしか認識できていないのでなんともいえないところではあるし、ニコマス界だけに向けて作りたいのなら「符丁」を使えばいいし、もっと外もひっくるめて見て欲しいのなら逆にこの「符丁」を廃した動画作りを心がければよいのではないかと。

 私は自作からもお察しの通り、バリッバリの「符丁ストーリー派」なので、このような雰囲気を纏った動画は大好物。

 自分のソロPVは今後も基本同じスタンスでキャラクター解釈の上で成り立つものであり(但しもっと湿っぽいのが私)、そのあたりチヒロPが結構方向性が似てるところもありながらも、自分の春香先を洒脱にこなしていることには敬意と……少々の嫉妬があることは否定できない。


●テーマの分かりやすさ


 これまた、この作品は非常にストレートだ。動画と周辺情報を統合して分かるようになっているので取り立てて語ることはない。が、憎いことにチヒロPはマイリストのコメントで、「歌詞がなくても聴き取れる歌なので、歌詞はあまり目立たないように薄くしてます。」と発言している。メロディと共に聞こえてくるワードを視聴者に伝えたいが為のこの処置。
 
 このルールを自ら超越して表現しているのが、歌詞を「目立つよう」に「濃く」している箇所である。この動画全体で語ろうとした、チヒロPがストレートに浮かんだ心そのものが、そこに凝縮されていると私は取った。

 もう少し隠してもよいかな、と思うくらいだが、チヒロPは叫んだ。       



●「変な動画だ」と思った。


 チヒロPは今企画の出題時にそんな事を口にした。

 動画が完成した際。私はホッとする。自分の出来た所、妥協した所ひっくるめて頭のイメージとの合致度を確認してブレがなくなった時が完成であり、完成イコール安心に繋がるからである。

 そういった自体験を元に追想するに、完成した動画に感じる「変」という感覚は何だろう。

 「拒絶」程強くはないし、そもそもそれでは動画をリリースしない。そうでもなく自分の感情が決まらないからこその「変」なのだろう。そうなると、


 自分が完成させたはずの物語が何かを言いたがっているように見えた。


 のかもしれない。
 それこそ、チヒロPの記憶の中にいる春香が生きているという証とも言えるだろうか。



○PV方向性のまとめ。

 という訳で私はいみじくも作る方の末席に名を連ねているわけで、作る人の衝動は「俺がみたい」動画であるからして、自分が作るPVの方向性を語ることになる。前項までで断続的に記した通り、

 私の当面の制作方針は、

 ・ソロ動画をアイドル人数分完墜(真、雪歩、千早、やよい、伊織、亜美)
 ・「符丁」を使ったストーリー系のPV(かなり人物にフォーカス)
 ・テーマは、あまりはっきりとした形で提示しない。
 ・765コマンドその他応用技術習得。
 ・↑今後作るデュオ、トリオ動画から導入したいな、くらい。
 ・リリース間隔はなるたけ空けない。

 こんな所だろうか。あくまでこれは基本線であり。この方針に全く合致しないものも衝動的に作るけど(作ってるし)、丁寧に遂行したいのはそういったPVである。今後も日々研鑽あるのみである。
( 2008/12/30 05:23 ) Category 界隈のはなし | TB(0) | CM(0)
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